" 加賀山が5位、長谷川が9位でフィニッシュ "
レース名 |
2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 スーパーバイクレース in 岡山 |
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開催日 |
[予選]2021年9月4日(土曜) 天候:曇り コース:ドライ [決勝]2021年9月5日(日曜) 天候:晴れ・曇り コース:ドライ |
開催場所 | 岡山県 岡山国際サーキット(1周=3.747km) |
観客動員数 | 4700人(人数制限有・2日間合計) |
ライダー |
JSB1000:加賀山就臣 ST1000:長谷川聖 |
マシン | SUZUKI GSX-R1000R |
予選結果 |
<JSB1000> 4番手(1分32秒257) <ST1000> 10番手(1分35秒218) |
決勝結果 |
<JSB1000> 5位 <ST1000> 9位 |
全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦が9月4日(土)・5日(日)に岡山県・岡山国際サーキットで開催されました。今回を含め残り2戦となり2021年シーズンも早くも大詰めを迎えました。
前週には、事前公開テストがありました。加賀山は、前戦鈴鹿から車体セットの方向性を変更したことで、確実によくなっているものの、ネガな部分もあり、その中間点を今回も探る作業が続いていていました。一方、長谷川は、この公開テストから取り組み方をあらため、全力で走り込むことにしました。その成果がさっそく出て、マシンセットがうまく決まり、いい形でレースウイークを迎えることができていました。
しかし、初日となった金曜日は、雨に見舞われウエットコンディション。ここで長谷川は転倒を喫してしまいます。ヘアピン立ち上がりでハイサイドになり、アタマを打っていましたが、幸い大事には至らず、走行を続けることができていました。加賀山は、雨でもフィーリングは、よく3番手につけていましたが、トップ2との差はあり、さらなる改善点が必要でした。
土曜日の予選は一転しドライコンディションで行われました。加賀山はQ1を6番手で通過すると、Q2で自己ベストとなる1分32秒258までタイムを縮めます。惜しくもフロントロウを逃すものの4番手グリッドと、まずまずのポジション。やはりトップ2は速く、3番手以降は僅差で続いていたため、レースでは、スタートを決め、トップ2台のペースについていくことが当面の作戦でした。一方、長谷川は、ドライでのセットは決まっており、10番手グリッドを確保。決勝での追い上げを狙っていました。
朝から青空が広がった日曜日。JSB1000クラスは24周で争われました。得意のスタートダッシュを狙っていた加賀山でしたが、クラッチミートはよく、出だしはよかったものの、シフターの不具合が出てしまいスピードを伸ばせず4番手で1コーナーをクリア。前を追っていきますが、思うようにペースが上がらず2周目に名越選手にかわされますが、3周目に亀井選手をかわし再び4番手に上がると名越選手を追います。しかし、レース終盤に入るとペースを上げることができず、後方から追い上げて来たライダーにかわされ5番手。さらに亀井選手も背後に迫りますが、抑え切り5位でゴール。
ST1000クラスの長谷川は、好スタートを決め7番手にポジションを上げます。混戦の中、健闘しますが、レース終盤にタンクパッドが剥がれてしまい思うようにライディングできなくなってしまいます。一時は、11番手まで順位を下げますが、残り2周で前を走っていたライダーが転倒し、何とか10位でチェッカー。その後、前でゴールしたライダーにペナルティもあり、一つ順位を上げ正式リザルトは9位になりました。
前週には、事前公開テストがありました。加賀山は、前戦鈴鹿から車体セットの方向性を変更したことで、確実によくなっているものの、ネガな部分もあり、その中間点を今回も探る作業が続いていていました。一方、長谷川は、この公開テストから取り組み方をあらため、全力で走り込むことにしました。その成果がさっそく出て、マシンセットがうまく決まり、いい形でレースウイークを迎えることができていました。
しかし、初日となった金曜日は、雨に見舞われウエットコンディション。ここで長谷川は転倒を喫してしまいます。ヘアピン立ち上がりでハイサイドになり、アタマを打っていましたが、幸い大事には至らず、走行を続けることができていました。加賀山は、雨でもフィーリングは、よく3番手につけていましたが、トップ2との差はあり、さらなる改善点が必要でした。
土曜日の予選は一転しドライコンディションで行われました。加賀山はQ1を6番手で通過すると、Q2で自己ベストとなる1分32秒258までタイムを縮めます。惜しくもフロントロウを逃すものの4番手グリッドと、まずまずのポジション。やはりトップ2は速く、3番手以降は僅差で続いていたため、レースでは、スタートを決め、トップ2台のペースについていくことが当面の作戦でした。一方、長谷川は、ドライでのセットは決まっており、10番手グリッドを確保。決勝での追い上げを狙っていました。
朝から青空が広がった日曜日。JSB1000クラスは24周で争われました。得意のスタートダッシュを狙っていた加賀山でしたが、クラッチミートはよく、出だしはよかったものの、シフターの不具合が出てしまいスピードを伸ばせず4番手で1コーナーをクリア。前を追っていきますが、思うようにペースが上がらず2周目に名越選手にかわされますが、3周目に亀井選手をかわし再び4番手に上がると名越選手を追います。しかし、レース終盤に入るとペースを上げることができず、後方から追い上げて来たライダーにかわされ5番手。さらに亀井選手も背後に迫りますが、抑え切り5位でゴール。
ST1000クラスの長谷川は、好スタートを決め7番手にポジションを上げます。混戦の中、健闘しますが、レース終盤にタンクパッドが剥がれてしまい思うようにライディングできなくなってしまいます。一時は、11番手まで順位を下げますが、残り2周で前を走っていたライダーが転倒し、何とか10位でチェッカー。その後、前でゴールしたライダーにペナルティもあり、一つ順位を上げ正式リザルトは9位になりました。
加賀山 就臣 ライダー コメント
レースでは、毎回必ず“見せ所”をやろうと思って臨んでしますが、今回は、内容的に不甲斐ないものになってしまいました。次戦オートポリスまで時間はありませんが、底上げが必要ですね。チーム内でアイディアを出し合っていいレースできるよう全力で挑みます。今回はコロナ禍の中、感染対策をしてレースを開催してくださった岡山国際サーキット、MFJの皆さんに感謝いたします。また、スポンサーの皆さん、ファンの皆さん、多くの応援ありがとうございました。
長谷川 聖 ライダー コメント
今回の事前テストから考えをあらため全セッション全力で走ることを心掛けたところ、事前テストの最後にいいセッティングを見つけることができたので、自信をもってレースウイークに入りました。しかし、初日はウエットコンディションになり、ヘアピンでハイサイドで転倒してしまいました。予選はドライになり、いつもよりセットが決まっているので安心して攻めることができました。レースでは終盤にマイナートラブルが発生してしまい思うような走りができなかったのが残念でした。
斉藤 雅彦 監督 コメント
事前テストから流れは悪くなかったのですが、2人とも順位的に、もう一歩上に行きたかったですね。加賀山は、鈴鹿から取り組んでいる足回りのセットもいい方向に行っています。長谷川は、マイナートラブルはありましたが、ようやくタイヤの使い方が分かってきたようで、ST1000クラス2年目の成長を感じさせました。次戦オートポリスは、早くも最終戦になりますが、今シーズンの集大成にできるようにチーム一丸となって挑みます。