" 苦戦の中にも見えた明るい兆し "
レース名 |
2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 ツインリンクもてぎ2&4レース |
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開催日 |
[予選] 2017年8月19日(土曜) 天候:曇りのち雨 コース:ドライ [決勝] 2017年8月20日(日曜) 天候:曇り コース:ドライ |
開催場所 | 栃木県・ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km) |
観客動員数 | 3万2000人(2日間合計) |
ライダー |
<JSB1000> 加賀山 就臣 浦本 修充 |
マシン | SUZUKI GSX-R1000 |
予選結果 |
加賀山 就臣/12番手(1分51秒253) 浦本 修充/11番手(1分50秒861) |
決勝結果 |
加賀山 就臣/12位 浦本 修充/10位 |
全日本ロードレース第6戦ツインリンクもてぎ2&4レースが行われました。2011年から開催されているツインリンクもてぎ2&4レースで、JSB1000クラスが行われるのは今回が初めて。鈴鹿8耐から3週間後だけに、メカニックは、休む間もなくレースウイークを迎えていました。
ツインリンクもてぎは、今シーズン2度目となりますが、前戦の感触がよくなかったことから、鈴鹿8耐で走り込みアップデートしてきたセットをベースに、ツインリンクもてぎを想定したサスペンション、車高で走り始めました。関東地方は、8月に入り天気のよくない日が続いており、このレースウイークも、いずれも雨マークが天気予報にはありました。
初日となった金曜日は、1本目の走行前に霧雨が降るものの、始まる頃には止みドライコンディションでしたが、2本目は、ウエットコンディションと不安定な天気となりました。加賀山は、現状の確認程度で終えましたが、ウエットで好調だった浦本は、最終コーナーで白線に乗ってしまい転倒してしまいます。幸いケガはなく、マシンも軽傷でした。
ノックアウト方式で行われた公式予選。今回は、変則的なルールとなっており、全員走るQ1の上位6台がQ3に進出。7番手から26番手までの20台がQ2を走り、その上位4台がQ3に進み、最後のQ3は、10台で争われるというものでした。
金曜日は確認程度しかできていない加賀山と浦本は、Q1ではマシンセットを進めていきました。Q2では、なかなかタイムが上がらない浦本を加賀山が引っ張る形でタイムアタック。浦本が1分50秒861と自己ベストをマーク。加賀山が1分51秒253でトップ4に何とか入っていたが、セッション終盤にアタックした2人に抜かれてしまいQ3進出を逃してしまいます。この結果、予選は浦本が11番手、加賀山が12番手となりました。
決勝日は朝のうちは青空が広がっていましたが、レースが始まるころには曇り空となっていました。夏休み期間ということもあり、朝からツインリンクもてぎには、多くのレースファンが来場していました。
23周で争われた決勝レース。加賀山は、好スタートを切るものの、1コーナーで行き場がなくアクセルを緩めます。それでもオープニングラップは、10番手とポジションアップ。浦本は、12番手につけていました。2周目に前を走っていたライダーが転倒したこともあり、9番手に浮上。後方から来るライダーを抑えながら、まずまずのペースで周回を重ねていました。しかし、12周目を過ぎた辺りから問題が発生し、ペースを上げられなくなってしまいます。対して浦本は、加賀山の前に出るとかわってバトルを繰り広げて行きます。浦本は最後までライバルの背中を追いましたが、かわすことはできずにゴール。加賀山も何とかチェッカーフラッグを受けました。
ツインリンクもてぎは、今シーズン2度目となりますが、前戦の感触がよくなかったことから、鈴鹿8耐で走り込みアップデートしてきたセットをベースに、ツインリンクもてぎを想定したサスペンション、車高で走り始めました。関東地方は、8月に入り天気のよくない日が続いており、このレースウイークも、いずれも雨マークが天気予報にはありました。
初日となった金曜日は、1本目の走行前に霧雨が降るものの、始まる頃には止みドライコンディションでしたが、2本目は、ウエットコンディションと不安定な天気となりました。加賀山は、現状の確認程度で終えましたが、ウエットで好調だった浦本は、最終コーナーで白線に乗ってしまい転倒してしまいます。幸いケガはなく、マシンも軽傷でした。
ノックアウト方式で行われた公式予選。今回は、変則的なルールとなっており、全員走るQ1の上位6台がQ3に進出。7番手から26番手までの20台がQ2を走り、その上位4台がQ3に進み、最後のQ3は、10台で争われるというものでした。
金曜日は確認程度しかできていない加賀山と浦本は、Q1ではマシンセットを進めていきました。Q2では、なかなかタイムが上がらない浦本を加賀山が引っ張る形でタイムアタック。浦本が1分50秒861と自己ベストをマーク。加賀山が1分51秒253でトップ4に何とか入っていたが、セッション終盤にアタックした2人に抜かれてしまいQ3進出を逃してしまいます。この結果、予選は浦本が11番手、加賀山が12番手となりました。
決勝日は朝のうちは青空が広がっていましたが、レースが始まるころには曇り空となっていました。夏休み期間ということもあり、朝からツインリンクもてぎには、多くのレースファンが来場していました。
23周で争われた決勝レース。加賀山は、好スタートを切るものの、1コーナーで行き場がなくアクセルを緩めます。それでもオープニングラップは、10番手とポジションアップ。浦本は、12番手につけていました。2周目に前を走っていたライダーが転倒したこともあり、9番手に浮上。後方から来るライダーを抑えながら、まずまずのペースで周回を重ねていました。しかし、12周目を過ぎた辺りから問題が発生し、ペースを上げられなくなってしまいます。対して浦本は、加賀山の前に出るとかわってバトルを繰り広げて行きます。浦本は最後までライバルの背中を追いましたが、かわすことはできずにゴール。加賀山も何とかチェッカーフラッグを受けました。
加賀山 就臣 ライダー・総監督 コメント
今回は、流れがよくなかったですし、いろいろと反省点がありました。ツインリンクもてぎの前半部分は、ストップ・アンド・ゴーのレイアウトになっており、そこで止まって曲がる車体作りが、うまくできなかったですね。特に一次旋回がよくなかったと思います。その辺を早急に修正して次回のオートポリスは、6月のレースでは、いい走りができていたので、今度こそ期待にお応えできるレースにしたいと思っています。
伊神 常高 加賀山担当チーフ コメント
前回のもてぎラウンドが、よくなかったので車体セットを大きく変えましたし、違うタイヤをチョイスしました。レース前半は、まずまずのペースでしたが、途中からペースを上げられなくなってしまう状況になってしまいました。この問題をしっかり検証し、次戦に生かして行きたいと思っています。
浦本 修充 ライダー・総監督 コメント
ウエットでの走行では、フィーリングもよく、いいポジションにつけられましたが転倒が余計でした。公式予選でも自己ベストを更新できていましたし、前回のもてぎラウンドに比べれば格段に進化していたと思います。ただ、まだまだ課題が残っていますし、もう一つ前の集団で走るためにも、もっともっと努力しないといけないと思っています。
武田 雄一 浦本担当チーフ コメント
鈴鹿8耐をはさみ全日本ロードレース後半戦が始まりました。前半戦のときよりは、マシンセットが進み、明るい材料も見えて来ていますが、上位を狙うためには、まだまだスピードが足りないですね。2台の情報を共有し合い、いい方向性のきざしは見えて来ているので、次戦では、さらに底上げを計って行きたいですね。