テイストオブツクバ神楽月ステージ

" 悔しい転倒リタイヤ、次戦への再起を誓う "

全日本ロードレース選手権のシリーズも最終戦を終え、DUCATI team KAGAYAMAの監督としての責務が終了した加賀山就臣。満を持して自身のレース「テイスト・オブ・筑波 神楽月ステージ」に参戦。加賀山の参戦するハーキュリークラスは2009年に新設されたクラス。レギュレーションに合わせてSUZUKI GSX-R1300「隼」を鉄フレームに変更した「鐡隼」は今回からタイヤをブリヂストンに履き替えて新たな装いで挑みました。レースウィークは季節外れの台風の影響で大雨となり、土曜日の走行をキャンセル。決勝日は朝から晴れ。15分間の予選では58.292で4番手タイム、2列目グリッドからのスタート。レースは12ラップ、スタートを決め、ホールショットを奪うと2番手以下を引き離しにかかります。加賀山がトップでコントロールラインを通過した2ラップ目の第1コーナーで後続に多重クラッシュが発生し、レースは赤旗中断。周回数は変わらず12ラップでレースは再開されました。2度目のスタートも加賀山×鐡隼がホールショットを奪い、加賀山を先頭にトップは3台の争いになり、2番手を押さえてラップを重ねます。6ラップ目の1コーナーでインに入られるもクロスラインで応戦、そのままS字に入ったところハンドルが接触して転倒。マシンごとクラッシュパッドに激突し、リタイヤとなりました。幸いにも深刻な怪我にならずに済み、メディカルチェックの後は表彰式に駆け付け、来場の皆様に無事のご報告をいたしました。

恒例の隼オーナースミーティングも開催され、多くの隼乗りが集結。ご協賛いただいたMOTUL様のオイルをはじめ、最終戦鈴鹿で優勝した際の監督キャップなど数々のプレゼントが盛り込まれたじゃんけん大会と、皆様の前で全日本優勝の報告もすることが出来、たくさんの祝いの言葉と拍手をいただきました。レース後のサーキット走行会は、加賀山が先導できる状態ではなかったので、新庄雅弘選手に代役を担ってもらい3周を走行。加賀山自身はチェッカーで皆様をお迎えし、ホームストレートでの記念撮影はCBオーナーズクラブも合同で行いました。

今回、2度目の赤旗の原因となってしまいご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。来年の5月に必ずリベンジいたします。参戦にあたり、スポンサー各社様のご支援を賜り、心から感謝いたします。ご来場、配信で観戦のみなさま、熱い応援ありがとうございました。

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