2020 Taste of Tsukuba KAGURADUKI STAGE レポート

" T.O.Tに関わるすべての方に感謝  "

レース名 2020 Taste of Tsukuba KAGURADUKI STAGE
開催日 [予選]2020年11月7日(土曜)天候:晴れ コース:ドライ
[決勝]2020年11月8日(日曜)天候:晴れ コース:ドライ
開催場所 茨木県・筑波サーキット(1周=2.070km)
観客動員数
ライダー D.O.B.A.R. HERCULESクラスライダー 加賀山就臣
マシン SUZUKI刀1000R
予選結果 4位(58秒663)
決勝結果 3位 Best Time 58秒767
Team KAGAYAMAがテイスト・オブ・ツクバ(T.O.T)に3回目の参戦をしました。T.O.Tは、日本のみならず、世界からも注目を集めている80‘Sビンテージレース。エントリーやショップの出店の多さは、バイク乗りには、1日楽しめるイベントレースでもあります。が今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響も大きく開催自体 危ぶまれておりましたがT.O.Tに携わるスタッフ様のご尽力により無観客ではありますが開催となり我々も参戦する事が出来ました。

参戦ごとにマシンを1から造り 3台目となる“KAGAYAMA KATANA”はキャブレター+ツインショック仕様。メインジョブの合間を縫ってテクニカルディレクターの斉藤雅彦がマシンを設計、メカニックの野口裕一がマシンを製作しました。今年の2月にシェイクダウンし、その後も筑波を3度テストをし、レースウイークを迎えていました。

加賀山の参戦したD.O.B.A.R. HERCULESは、特別規定は少なく、鉄フレームでT.O.Tらしいフォルムであるというクラス。予選は、15分間で争われました。セッションが始まると全日本や鈴鹿8耐にも参戦している國川選手が、真っ先に58秒台に入れて来ます。加賀山もマシンの感触を確かめながらペースアップ。58秒台に入れ4番手で予選を終了しました。

決勝は12周のレース。スタートを得意としている加賀山がホールショットを奪いオープニングラップは1位で通過。3周目に#414 光元選手(KAWASAKI NinjaH2)にバックストレッチでかわされ2位に。そこからは #414 光元選手、加賀山、#29 山根選手(KAWASAKI GPZ900R)の三つ巴の戦いになります。

動いたのはレース終盤の9周目、第1コーナーの立ち上がりにハイサイドしかけた加賀山… 何とかこらえたが、スピードが落ちたところを#29 山根選手にかわされ3位に。そのままレースは進み 3位でチェッカーとなりました。

加賀山 就臣 ライダー コメント

まずは、T.O.Tに関わる、すべての皆さまに感謝いたします。魅力あるイベントを継続し、このコロナ禍の中、開催して頂けた事は ただただ感謝でしかありません。我々Team KAGAYAMAも参加できて光栄でした。マシンを製作してくれた、うちのメカニックもあらためて、すばらしい才能を持っていることを再確認させてもらいました。表彰台に立てた事は嬉しく思いますが 3位は悔しいです。2021年は テッペン目指して頑張りますので引き続き宜しくお願いいたします。最後に今回もご協力いただいたスポンサー様、、関係者の皆様、応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました。2021年は皆様の前で走れる事を祈ります。
野口祐一メカニック コメント

結果的に表彰台に行けてホッとしています。3台目となるマシンはキャブレター仕様でインジェクション車に比べてトルクも不足するので心配でしたし、タイヤとのセットアップも予選まで決まらずハラハラしていました。1発勝負でしかない緊張感がありましたが、ライダーが120% 頑張ってくれましたので就臣さんには感謝しています。次回は、また違ったトライをして出られたらいいなと思っています。

Scroll to top