" ウエットで本領を発揮できず。トップ10でシーズンを終える "
レース名 |
2018 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第9戦 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿 |
---|---|
開催日 |
[予選]2018年11月3日(土曜) / 天候:晴れ/ コース:ドライ [決勝]2018年11月4日(日曜) / 天候:曇り/ コース:ウエット |
開催場所 | 三重県・鈴鹿サーキット(1周5.821km) |
観客動員数 | 27,500人(2日間合計) |
JSB1000ライダー | 加賀山就臣 |
マシン | SUZUKI GSX-R1000 |
予選結果 |
RACE1 : 8位(2分6秒837) RACE2 : 8位(2分7秒002) |
決勝結果 |
RACE1 : 7位(Best Time 2分18秒717) RACE2 : 12位(Best Time 2分20秒097) |
年間シリーズランキング | 10位(合計獲得ポイント120Pt.) |
4月に開幕した全日本ロードレース選手権も、11月最初の週末に三重県・鈴鹿サーキットで最終戦が行われました。シーズン後半戦に入り、2年目を迎えているスズキGSX-R1000とダンロップタイヤとのマッチングもよくなってきており、右肩上がりで迎えていました。今年も事前合同テストはなかったものの、スポーツ走行でテストを行い、いい感触のタイヤをチョイスすることができていました。
木曜日の特別スポーツ走行から始まったレースウイーク。ドライコンディションで着実にマシンセットを詰めて行き、金曜日の1本目に2分07秒090と自己ベストに近いタイムを記録していました。今シーズンは、2レース制で行われたラウンドが多かったのですが、最終戦MFJグランプリも例年通り2レース制となっており、両レースとも日曜日に行われるスケジュールとなっていました。
公式予選は、40分間1セッションで行われ、ベストタイムでレース1、セカンドタイムでレース2のグリッドが決まるレギュレーション。加賀山は、セッション終盤に2分06秒837をマークすると、最後のアタックに入るが、他車と絡んでしまいタイムアップすることができずにセッションを終了。タイムとしては、昨年とほぼ同タイムで、区間ベストを足せば2分06秒台半ばは出ており着実に進化しているものの、ライバル勢は、2分04秒台に入っており、2分06秒台は、決していいタイムではない時代になってきていることを実感させる公式予選となりました。グリッドは、レース1、レース2共に8番手からスタートすることとなりました。
日曜日は、一転して朝から鈴鹿は雨となりました。レース1は、10時45分からスタート進行が始まるため、いつもより早い朝となっていました。15分間のウォームアップ走行が、このレースウイークで初めてウエットコンディションを走るセッションとなり、ここでマシンの状態を確認しますが、限られた時間では、すべての項目をこなすことは不可能。ここで、どう仕上げられるかは、チーム力が試されるところです。
レース1は、短めの10周で争われました。いつも通りスタートでポジションを上げた加賀山は、オープニングラップを5番手で終えますが、ここから思うようにペースを上げられず3周目には7番手に後退。リアタイヤのスピニングも多くなって行きますが、何とかポジションをキープし7位でゴール。
レース2は、ほとんど雨は止んでおり、路面は乾く方向でしたが、ダンロップコーナーから先は濡れており、スリックタイヤで走れる状態ではなかったためレインタイヤを選びました。周回数は、2周減算の18周でしたが、タイヤマネジメントが必要な距離。加賀山は、7番手を走りながら迫り来るライバルの追撃を抑えていました。しかし5周目辺りからペースを上げることができず徐々にポジションを下げ12位でゴールするのが精一杯のレースでした。
木曜日の特別スポーツ走行から始まったレースウイーク。ドライコンディションで着実にマシンセットを詰めて行き、金曜日の1本目に2分07秒090と自己ベストに近いタイムを記録していました。今シーズンは、2レース制で行われたラウンドが多かったのですが、最終戦MFJグランプリも例年通り2レース制となっており、両レースとも日曜日に行われるスケジュールとなっていました。
公式予選は、40分間1セッションで行われ、ベストタイムでレース1、セカンドタイムでレース2のグリッドが決まるレギュレーション。加賀山は、セッション終盤に2分06秒837をマークすると、最後のアタックに入るが、他車と絡んでしまいタイムアップすることができずにセッションを終了。タイムとしては、昨年とほぼ同タイムで、区間ベストを足せば2分06秒台半ばは出ており着実に進化しているものの、ライバル勢は、2分04秒台に入っており、2分06秒台は、決していいタイムではない時代になってきていることを実感させる公式予選となりました。グリッドは、レース1、レース2共に8番手からスタートすることとなりました。
日曜日は、一転して朝から鈴鹿は雨となりました。レース1は、10時45分からスタート進行が始まるため、いつもより早い朝となっていました。15分間のウォームアップ走行が、このレースウイークで初めてウエットコンディションを走るセッションとなり、ここでマシンの状態を確認しますが、限られた時間では、すべての項目をこなすことは不可能。ここで、どう仕上げられるかは、チーム力が試されるところです。
レース1は、短めの10周で争われました。いつも通りスタートでポジションを上げた加賀山は、オープニングラップを5番手で終えますが、ここから思うようにペースを上げられず3周目には7番手に後退。リアタイヤのスピニングも多くなって行きますが、何とかポジションをキープし7位でゴール。
レース2は、ほとんど雨は止んでおり、路面は乾く方向でしたが、ダンロップコーナーから先は濡れており、スリックタイヤで走れる状態ではなかったためレインタイヤを選びました。周回数は、2周減算の18周でしたが、タイヤマネジメントが必要な距離。加賀山は、7番手を走りながら迫り来るライバルの追撃を抑えていました。しかし5周目辺りからペースを上げることができず徐々にポジションを下げ12位でゴールするのが精一杯のレースでした。
加賀山 就臣 ライダー コメント
まずは、無事に2018年シーズンの全日本ロードレース選手権を戦い終えたことを関係各位、応援してくださった皆さんに感謝致します。ここ数年は、ファクトリー系チームの台数が増え、難しい戦いが続いていますが、全レースでチェッカーフラッグを受け、シリーズランキングでトップ10に入ることができました。難しいからこそ挑戦し甲斐があります。ダンロップ様、スズキ様を始め、多くのスポンサー様、ファンの皆様、今シーズンもご支援ご声援ありがとうございました。来シーズンのことは、後日発表させていただきますので、しばしお待ちください。また来る12月14日(金)にシーズンエンドパーティーを昨年と同じマリンタワーで開催予定なので、お時間のある方は、ぜひお越しください。
斉藤雅彦監督 コメント
公式予選までは天気もよく、ドライコンディションでタイムアップして行きました。決勝日は、雨になりレース1では、気温が低かったからか、リアのスピニングが予想以上に多かったですね。レース2は、レインタイヤで正解だったと思いますが厳しい状況でした。マシンの方は、2年目を迎え制御系はトラブルもなく安定して走ることができていましたが、アップデートもなかったので、来シーズンに向けてスズキ、そしてダンロップと、このオフも開発を続けて行き追いついて行きたいですね。2018年シーズンも多くの皆さんのおかげで無事に終えることができたことを感謝いたします。ありがとうございました。