" 苦闘の中で見えて来た光 "
レース名 |
2018 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 MOTEGI 2&4 RACE |
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開催日 |
[予選] 2018年8月18日(土曜) / 天候:薄曇り / コース:ドライ [決勝] 2018年8月19日(日曜) / 天候:薄曇り / コース:ドライ |
開催場所 | 栃木県 ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km) |
観客動員数 | 37,000人(土日合計) |
JSB1000ライダー | 加賀山就臣 |
マシン | SUZUKI GSX-R1000 |
予選結果 | 8位(1分50秒386) |
決勝結果 | 8位(Best Time 1分50秒524) |
鈴鹿8耐から3週間、全日本ロードレース選手権第6戦が栃木県・ツインリンクもてぎで開催されました。今回は、MOTEGI2&4レースと言うことで、今シーズン3度目の2&4レース。4輪のスーパーフォーミュラ、F3と併催で行われました。
事前テストがなかったこともあり、レースウイーク初日となった金曜日は、タイヤセレクトから始まりました。しかし、1本目の走行では、電気系トラブルが発生し、満足に走れないままセッションを終えてしまっていました。2本目では、タイヤセレクトを終え、マシンセットを進めて行きます。
公式予選は、ノックアウト方式で行われ、全車が走るQ1が30分、Q1の上位10台が進出できるQ2は、20分間の計時セッションとなっていました。加賀山は、Q1でマシンセットを進めながらセッション中盤に1分50秒733をマーク。このタイムでトップ10に残ることができたため、Q2でニュータイヤを履きアタックすることができていました。
ここのところトップ10に残るのも難しい状況が続いましたが、今回は、セオリー通りの進め方ができたことも、着実に進化できている証だと言えるでしょう。加賀山は、Q2でさらにタイムを縮め、1分50秒386をマークし8番手で公式予選を終えました。
公式予選での区間タイムをチェックしながら制御のデータを見直し、決勝日朝のウォームアップ走行に臨んだところ、1分50秒150と予選タイムを上回り6番手。レースに向けて、いいフィーリングをつかんでいました。
今回のレースウイークは、3日間を通じて猛暑もひと休みとなり、湿度も低く過ごしやすい気候となっていました。決勝日も最高気温は、26.5度となり、雲も出て来たこともあり、路面温度が上がらず2&4特有の路面コンディションとも相まって、グリップの少ない中でのレースとなりました。
23周の長丁場で決勝レースは行われました。加賀山は、得意のスタートを決めるものの、1コーナーで他車と接触しオープニングラップは9番手でホームストレートに戻って来ます。2周目に1台をかわし、さらに前を行くライダーを追って行きますが、10周を過ぎた辺りからペースを上げられなくなってきます。後方からは、モリワキの2台がジリジリと近づいて来ますが、加賀山は、その差を冷静に判断。最終ラップには、清成選手が背後に迫ってきますが、これを抑え切り8位でチェッカーフラッグを受けました。
事前テストがなかったこともあり、レースウイーク初日となった金曜日は、タイヤセレクトから始まりました。しかし、1本目の走行では、電気系トラブルが発生し、満足に走れないままセッションを終えてしまっていました。2本目では、タイヤセレクトを終え、マシンセットを進めて行きます。
公式予選は、ノックアウト方式で行われ、全車が走るQ1が30分、Q1の上位10台が進出できるQ2は、20分間の計時セッションとなっていました。加賀山は、Q1でマシンセットを進めながらセッション中盤に1分50秒733をマーク。このタイムでトップ10に残ることができたため、Q2でニュータイヤを履きアタックすることができていました。
ここのところトップ10に残るのも難しい状況が続いましたが、今回は、セオリー通りの進め方ができたことも、着実に進化できている証だと言えるでしょう。加賀山は、Q2でさらにタイムを縮め、1分50秒386をマークし8番手で公式予選を終えました。
公式予選での区間タイムをチェックしながら制御のデータを見直し、決勝日朝のウォームアップ走行に臨んだところ、1分50秒150と予選タイムを上回り6番手。レースに向けて、いいフィーリングをつかんでいました。
今回のレースウイークは、3日間を通じて猛暑もひと休みとなり、湿度も低く過ごしやすい気候となっていました。決勝日も最高気温は、26.5度となり、雲も出て来たこともあり、路面温度が上がらず2&4特有の路面コンディションとも相まって、グリップの少ない中でのレースとなりました。
23周の長丁場で決勝レースは行われました。加賀山は、得意のスタートを決めるものの、1コーナーで他車と接触しオープニングラップは9番手でホームストレートに戻って来ます。2周目に1台をかわし、さらに前を行くライダーを追って行きますが、10周を過ぎた辺りからペースを上げられなくなってきます。後方からは、モリワキの2台がジリジリと近づいて来ますが、加賀山は、その差を冷静に判断。最終ラップには、清成選手が背後に迫ってきますが、これを抑え切り8位でチェッカーフラッグを受けました。
加賀山 就臣 ライダー コメント
シーズン後半戦が始まりました。今回もダンロップ、スズキ、現地まで駆けつけてくださった方など、応援してくださった皆さんに感謝いたします。2&4レースということで、周りが路面コンディションの変化に苦しんでいる傾向があったので、チャンスがあると思っていましたが、課題が残るレースになりました。ただ、今回は、明るいきざしもあったので、次回のオートポリス、そしてダンロップのホームコースとも言える岡山国際サーキットで、いい走りができるように流れを作っていきたいと思っています。
斉藤雅彦監督 コメント
予選では、まとめきれなかった部分を改善して、決勝日朝のウォームアップ走行に臨んだところ、予選タイムを上回ることができていました。タイム的には、悪くなかったのですが、決勝では、気温が上がったことや4輪の影響で路面コンディションが大きく変わったこともあり、開幕戦のレース2と同じようなレース内容になってしまいました。次戦のオートポリスは、第3戦でも調子はよかったので、事前テストから着実に前進して行きたいですね。