" 浦本修充が怒濤の開幕4連勝! "
レース名 |
2016 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 SUGO SUPERBIKE 120 miles ENDURANCE RACE |
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開催日 |
[予選]2016年6月25日(土曜) 天候:曇り コース:ドライ [決勝]2016年6月26日(日曜) 天候:曇り コース:ドライ |
開催場所 | 宮城県 スポーツランドSUGO(1周=3.7375km) |
観客動員数 | 5700人(2日間合計) |
ライダー |
<JSB1000>加賀山 就臣 <J-GP2>浦本修充 |
マシン |
<JSB1000>SUZUKI GSX-R1000L6 ヨシムラチューン <J-GP2>SUZUKI GSX-proto71 |
予選結果 |
<加賀山 就臣>8番手(1分28秒594) <浦本修充>2番手(1分30秒331) |
決勝結果 |
<加賀山 就臣>8位 <浦本修充>優勝 |
全日本ロードレース選手権第5戦が宮城県・スポーツランドSUGOで行われました。シリーズ第4戦オートポリスが熊本地震の影響で中止となったため、第3戦ツインリンクもてぎ以来のレースとなりました。
JSB1000クラスは、1周約3.7kmのSUGOを52周(約194km)するというセミ耐久。このセミ耐久は、今年で4年目となり、2014年には優勝もしているだけに加賀山にとって相性のいいコースと言えるでしょう。2012年にもTeam KAGAYAMAとして初優勝を飾っているだけに、その再現を狙いたいところでした。
しかし、事前テストに合わせたように宮城県も梅雨入りし、不安定な天候に悩まされ、予定していたテスト項目をこなせずにレースウイークを迎えていました。初日となった金曜、公式予選が行われた土曜と今にも雨が降りそうな曇り空となり、気温もそれほど上がらず、湿度の高い梅雨特有のコンディションとなっていました。
初日はフィーリングがよくないまま終えてしまっていたため、1時間の計時で行われた公式予選では、ピットイン、ピットアウトを繰り返し、マシンをアジャストしながらセットアップして行きました。予選セッションでは、いいフィーリングが得られず自己ベストにも届かず8番手となりました。
決勝日は、朝から青空が広がり強い日差しがアスファルトを照らし、路面温度も上昇しました。朝のウォームアップ走行でセッティングを変更し、3番手にポジションをあげ、いい手応えを感じることができ、レースに向けてモチベーションが上がってきていました。
ライダーがマシンに駆け寄るル・マン式スタートで始まった決勝レース。加賀山は、今回も好スタートを切り、3番手で1コーナーをクリアします。オープニングラップは一つポジションを落としたものの4番手でホームストレートを通過。何とか前についていきたいところでしたが、ウォームアップ走行でよかった感触が出て来ません。3周目には7番手にポジションを落としますが、後続を抑えながら周回を重ねて行きます。そして26周目にピットインし、ガスチャージとタイヤ交換を行い、再びコースに戻ると単独走行となり8位で長丁場のレースを走り切りました。
J-GP2クラスの浦本修充は、予選でコースレコードを更新しますが、生形選手がさらに速いタイムを出し2番手。決勝では、好スタートを切りホールショットを奪いますが、オープニングラップのバックストレートでかわされ2番手を走行。トップを走るライダーをピタリとマークしながらレース終盤を迎えます。するとトップを走るライダーに黒旗が提示され、思わぬ形でトップに浮上。そのまま後続を抑え切り開幕4連勝を飾りました。
JSB1000クラスは、1周約3.7kmのSUGOを52周(約194km)するというセミ耐久。このセミ耐久は、今年で4年目となり、2014年には優勝もしているだけに加賀山にとって相性のいいコースと言えるでしょう。2012年にもTeam KAGAYAMAとして初優勝を飾っているだけに、その再現を狙いたいところでした。
しかし、事前テストに合わせたように宮城県も梅雨入りし、不安定な天候に悩まされ、予定していたテスト項目をこなせずにレースウイークを迎えていました。初日となった金曜、公式予選が行われた土曜と今にも雨が降りそうな曇り空となり、気温もそれほど上がらず、湿度の高い梅雨特有のコンディションとなっていました。
初日はフィーリングがよくないまま終えてしまっていたため、1時間の計時で行われた公式予選では、ピットイン、ピットアウトを繰り返し、マシンをアジャストしながらセットアップして行きました。予選セッションでは、いいフィーリングが得られず自己ベストにも届かず8番手となりました。
決勝日は、朝から青空が広がり強い日差しがアスファルトを照らし、路面温度も上昇しました。朝のウォームアップ走行でセッティングを変更し、3番手にポジションをあげ、いい手応えを感じることができ、レースに向けてモチベーションが上がってきていました。
ライダーがマシンに駆け寄るル・マン式スタートで始まった決勝レース。加賀山は、今回も好スタートを切り、3番手で1コーナーをクリアします。オープニングラップは一つポジションを落としたものの4番手でホームストレートを通過。何とか前についていきたいところでしたが、ウォームアップ走行でよかった感触が出て来ません。3周目には7番手にポジションを落としますが、後続を抑えながら周回を重ねて行きます。そして26周目にピットインし、ガスチャージとタイヤ交換を行い、再びコースに戻ると単独走行となり8位で長丁場のレースを走り切りました。
J-GP2クラスの浦本修充は、予選でコースレコードを更新しますが、生形選手がさらに速いタイムを出し2番手。決勝では、好スタートを切りホールショットを奪いますが、オープニングラップのバックストレートでかわされ2番手を走行。トップを走るライダーをピタリとマークしながらレース終盤を迎えます。するとトップを走るライダーに黒旗が提示され、思わぬ形でトップに浮上。そのまま後続を抑え切り開幕4連勝を飾りました。
加賀山 就臣 ライダー・総監督 コメント
決勝日朝のウォームアップ走行でいいフィーリングが得られたので、いいレースができるかと思ったのですが、まだまだレベルを上げていかないと勝つことはできませんね。今回のデータを生かして鈴鹿8耐、後半戦に臨みたいと思います。浦本の4連勝は、うれしいですね。次戦以降も記録に挑戦していって欲しいと期待しています。前半戦が終わり鈴鹿8耐モードに入ります。今年も皆さんの期待に応えられるよう全力で臨みます。引き続き応援よろしくお願いいたします。
斉藤 雅彦 JSB1000監督 コメント
事前テストから天候がよくなくタイヤテストが思うように進まなかったのですが、レースウイークに入ってチョイスしたタイヤの温度レンジが合わずにいたのですが、決勝日朝のウォームアップはセッティング変更も良好で、いい手応えもありました。しかし決勝では思った温度レンジにならず、耐えのレースになってしまいました。その中でもピット作業は想定内のタイムでしたし、今回で前半戦が終わったので、鈴鹿8耐に向けて集中します。
浦本 修充 ライダー コメント
ダンロップタイヤの特性を生かしてスタートから前に行きたかったのですが、オープニングラップにかわされてしまい抜けないまま周回を重ねていました。その中で勝負ポイントを探り、仕掛けるところを決めていたのですが、まさかの展開になりました。4連勝は、これ以上ない結果ですし素直にうれしいですが、運もありましたし、何より支えてくださるチーム、スポンサー、応援してくれる皆さんのおかげです。後半戦も1戦1戦勝てるように全力で臨みます。また鈴鹿8耐にも出させていただけるので1000ccに乗るための身体作りにも励みます。
武田 雄一 J-GP2監督 コメント
事前テスト、レースウイークと天気が不安定だったので、マシン的な冒険はできませんでしたし、決勝日は気温が上がったので不安はありました。実際、厳しいレース展開になっていましたが、これ以上ない結果を残してくれました。毎回ミスなくマシンを仕上げてくれているメカニック、応援してくださるスポンサーの皆さん、無理難題に対応してくれるダンロップさんのおかげでシーズン前半戦を最高の形で締めくくれました。本当にありがとうございました。