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  • スズキ・アジアン・チャレンジ、3年目のシーズンを終了 最後の勝者は、前日タイトルを決めたプンチャナに!

    加賀山就臣がプロデュース・監修するスズキのライダー育成プログラムである「スズキ・アジアン・チャレンジ(SAC)」は、タイの東部、ブリラム県にあるチャン・インターナショナル・サーキットで2017シーズン最終戦を迎えた。

    SACは、2015年に発足。FIMアジアロードレース選手権 (ARRC)の一戦に組み込まれ、3年のシーズンを終えることとなった。このプログラムは、アジア各国から選抜されたライダーが、同じスズキGSX-R150でともに戦いながらライダーの素質を磨いていくというプログラム。1イベント2レースが行なわれるが、今回のタイ戦では2日(土)に予選、そしてレース1が行なわれた。

    ポールポジションは#78 Punchana Kulrojchalalai(プンチャナ・クルロジチャラライ/タイ)。そして、#17 Fujita Tetsuya(藤田哲弥/日本)、#18 Patis Chooprathet(パティス・チョープラテット/タイ)の3名がフロントロウに並ぶ。レース1ではパティスが競り勝ち、3位に入ったプンチャナが、今日のレース2を待たずに今シーズンのタイトルを決めた。

    前日の強い風も収まり、再び暑さが戻ってきた3日(日)。全7周で争われる、シーズン最後のレースは午前11時20分にスタートした。レースは、終始ほぼ全車が一つの集団となっていたレース1と異なり、スタートから6人のトップグループが形成され、後続を引き離していく展開。7番手を走行していたエイプリルが追い上げて、レース終盤には先頭集団には7台のバトルとなっていく。トップの7台のバトルは最後には少し間隔が開き、プンチャナが抜けほんの少しだけリードを拡げて迎えた最終ラップ最終コーナー。ここでインから藤田がプンチャナを射し、前に出たものの、ゴールラインでプンチャナこれを抜き返し、わずか100分の3秒の僅差でレースは決着した。

    これでSACの2017シーズンは終了した。今シーズンは、ゲストライダーを呼んだり、負傷したライダーに代わって参加する選手もあり、22名のライダーがアジア各国の選手と交流し、国際派ライダーとしてその技術とマナーをお互いに研鑽し合う機会を得たこととなる。

    Punchana Kulrojchalalai(プンチャナ・クルロジチャラライ/タイ)| #78
    「昨日のレース1でのセッティングで、スプロケットの大きさを変更したのですが、それがミスチョイスでした。今回はそれをきちんと戻しました。また昨日の失敗を反省して、今日は最終ラップの最終コーナーで前に出ることだけを考えて、そこだけに集中してレースを進めました。無事に3番手であの最後のコーナーに入り、無事に優勝することができました。

    これまでワンメイクシリーズは参戦したことなくこのSACは自分の力を試す良い経験の場になりました。もっと上に行きたいと思っていますし、勉強になりました。今年からスポットでタイの250のレースに参戦しています。来シーズンはまず、その250レースでチャンピオンを獲りたいと思います」

     

     

    加賀山就臣 | ゼネラルマネージャー
    「選手たちが学び鍛えてきたライディングテクニックを繰り広げ、クリーンでかつエキサイティングなレースを展開してくれました。今日は特に、チャンピオンとなったプンチャナがチャンピオンらしいレースをし、他のライダーたちも果敢にこれに挑むという姿勢を見ることができました。とてもいい一年の締めくくりだったと思います。アジアロード選手権、スズキ、ダンロップをはじめとした多くのスポンサー各社の皆様に支えられて、SACの3シーズン目を無事終えることができました。参加してくれたライダー、メカニック、運営スタッフ、そして応援してくれた皆様ありがとうございました」

     

     

     

    八代俊二 | ライダーコーチ
    「最終レースもクリーンなレース展開で、我々が目指しているスポーツ精神に則ったレースとなりました。今年は相対的なレベルも高く、細かなことはいくつかありましたが、概ね技術的なこと教える必要のないシーズンでした。レースタイムも更新できており、技術レベルもアップしていました。また、ライダー、メカニック、スタッフのまとまりもありいいコミュニケーションも取れており、組織としてもうまくいっていました。この3年間でのSAC自体の進歩を感じた一年でした」