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  • 2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 最終戦 第49回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿 

    ~ 加賀山が自己ベストを更新! 存在感を示す

    ■大会名 2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 最終戦 第49回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿

    ■開催日
    [予選]2017年11月4日(土曜) 天候:快晴 コース:ドライ
    [決勝]2017年11月5日(日曜) 天候:曇り コース:ドライ

    ■観客動員数 2万8000人(2日間合計)

    ■開催場所 三重県・鈴鹿サーキット(1周=5.821km)

    ■JSB1000ライダー
    加賀山就臣 予選/ 8番手(1分29秒187) 決勝/9位 シリーズランキング:10位
    浦本修充   予選/14番手(1分30秒071) 決勝/11位 シリーズランキング:13位

    ■マシン SUZUKI GSX-R1000

    ■J-GP2ライダー
    三原壮紫 予選/10番手(2分12秒188) 決勝/6位 シリーズランキング:13位

    ■マシン SUZUKI GSX-proto71


    4月に開幕した全日本ロードレース選手権も、11月上旬に三重県・鈴鹿サーキットでシリーズ最終戦を迎えました。

    今シーズンは、待望のブランニューとなったスズキGSX-R1000を投入し、巻き返して行きたいところでしたが、産みの苦しみを味わう1年となりました。しかしその中でも、後半戦に入り、特に加賀山は、車体セットが進みようやく攻められる状態になってきていました。浦本も最終戦を前に、スペインに渡り、スーパーストック1000ヨーロッパ選手権、RFME CEV スペイン選手権に参戦。思うような成績は残せませんでしたが、大いに刺激を受けて帰国し、鈴鹿入りしました。

    また、J-GP2クラスの三原壮紫は、まだ足は完治していないもののサーキット秋ヶ瀬でスズキFU150に乗り身体の状態を確認し、今回の復帰参戦を決めていました。

    今年も事前テストはなく最終戦鈴鹿のレースウイークは、木曜日の特別スポーツ走行から始まりました。
    後半戦に入り、調子を上げてきている加賀山は、マシンをセットアップしながらも初日は2分08秒台、2日目は2分07秒台と着実にタイムを縮め、トップ10圏内につけていました。一方、浦本は、なかなかいい方向にセットが進まず加賀山から大きく遅れを取ってしまっていました。三原は、左コーナーで痛みがあるため、どうしてもかばったライディングになってしまっていたため、それを尾関メカが補うセットを考案しセットを詰めて行きました。

    JSB1000クラスの公式は、ノックアウト方式で行われ全車が走るQ1でレース2とレース1の11番手以下のグリッドが決まり、10台が進出するQ2でレース1のトップ10グリッドが決められました。30分間で行われたQ1では、開始早々にダンロップコーナーで転倒があり赤旗中断があったものの、セッション終盤にタイムアタックに入った加賀山は、2分06秒台に入れ8番手につけました。そしてQ2では、さらにタイムを縮め2分06秒823で7番手となりました。自己ベストを更新するのは、実に約5年振りのこと。ここまで地道に積み重ねてきたことが結果に結びつきました。浦本は16番手、三原も自己ベストを更新し10番手につけ決勝に臨むことになりました。

    決勝日も快晴に恵まれた鈴鹿サーキット。2レース制で行われたJSB1000クラスは、レース1は8周という短期決戦、レース2は戦略が必要な20周という変則スケジュールに今年もなっていた。レース1では、スタート直前のウォームアップランでストップしたマシンがありディレイ。仕切りとなったレースは、1周減算の7周で行われることになった。 得意なスタートダッシュを見せた加賀山は、5番手で1コーナーに入って行き2周目に1台にかわされ6番手を走行。その背後に迫るライバルを抑えながら周回を重ねますが、ラストラップに、もう1台にかわされ7位でゴール。浦本は、混戦から抜け出せず17位でチェッカーフラッグを受けました。
    レース2は、予定通り20周で争われました。またもスタートを決めた加賀山は、3番手で1コーナーをクリア。オープニングラップは、4番手でホームストレートに戻ってきます。2周目に6番手に下がるが、ポジションをキープしていました。しかし、折り返しとなる10周目を過ぎるとペースを保つことができず順位を落としてしまいます。問題を抱えながらも、何とか12位でゴールラインにたどり着き、2017年シーズン最後のレースを終えました。浦本は、レース終盤は単独走行となり14位でチェッカーフラッグを受けました。

    J-GP2クラスの三原は、10番手でオープニングラップを終えるとケミン選手とバトルを展開。9周目に前に出ると、レース終盤にも2つポジションを上げ今季最上位となる6位でチェッカーフラッグを受けました。

    ◎加賀山就臣ライダー・総監督コメント
    「最終戦ということでチーム一丸となって気合いを入れて臨みました。第7戦オートポリス、第8戦岡山とレース毎にフィーリングもよくなってきていましたし、レースウイークも木曜日から一歩ずつ前進していました。公式予選では、久しぶりに自己ベストを更新することができ、いい手応えを感じていました。決勝に向けても、一番機能する思われるタイヤをチョイスして臨みましたが、当日のコンディションの影響か、最後までタイヤをもたせることができず後退してしまいました。ポジティブな面もあったので、来シーズンにつなげて行きたいですね。今年も最終戦が終わり、ライダー3人が無事レースを終えられたのも、協力してくださった関係者の皆さん、応援してくださったファンの皆さんのおかげです。ありがとうございました。来シーズンもバイク業界にいいニュースを届けて行きたいと思っていますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。」

    ◎伊神常高 加賀山担当チーフコメント
    「前戦の岡山に引き続き車体フィーリングがよく、鈴鹿でも予選で自己ベストを更新することができたので決勝に向けて、いい流れができていました。レース1、レース2と周回数に合わせたタイヤチョイスをしたのですが、思ったような状況にならずライダーに苦労させてしまったのは申し訳ない部分でした。今年は、マシンが新型になり飛躍したいところでしたが、逆に産みの苦しみを味わいました。この経験を生かして、来シーズンこそ飛躍できるよう努力して行こうと思っています。」

    ◎浦本修充ライダーコメント
    「2017年シーズンの集大成にしたいレースでしたが、同じバイクに乗る加賀山選手に一番差をつけられてしまい不甲斐ない結果に終わってしまいました。今シーズンは、鈴鹿8耐、スペインにも行かせてもらい、多くの事を学ばせてもらいました。ライダーとして成長できた部分と、まだまだ足りない部分が見えて来たので、そこを改善して来シーズンに生かしていきたいと思っています。加賀山さんを始め、チームの皆さん、関係者の皆さん、応援してくださった皆さんに感謝いたします。本当にありがとうございました。」

     

    ◎武田雄一 浦本担当チーフコメント
    「鈴鹿8耐のセットをベースに浦本と考えたセット、加賀山選手のセットと、いろいろ試したのですが、なかなかいい方向に行くことができずタイムも伸び悩み、そのまま決勝を迎えてしまった感じでした。昨年はJ-GP2でチャンピオンを獲って今年はJSB1000にステップアップしましたが、悔しい思いをして、まだまだライダー自身もやることが、たくさんあることを自覚したと思いますし、今シーズン経験したことを生かして、まだまだ成長して行って欲しいですね。」

    ◎三原壮紫ライダーコメント
    「岡山ラウンド前に負傷し、乗れるか乗れないかは自分自身で判断する状況でした。事前に秋ヶ瀬のレンタルバイクに乗らせてもらい何とか乗れると思い、実際にGSX-proto71に乗ると左コーナーで、かなり痛みがありました。尾関メカと相談しながら、自分の身体とも相談しながらマシンセットを進め自己ベストも更新できました。最初乗ってみてダメかと思った部分もありましたが、リズムよく乗ることができました。今年は、Team KAGAYAMAに加わらせていただき、乗り換えで苦労した部分もありましたが、チームを始め応援してくださった皆さんのおかげで今年も走ることができました。もっと成長できるように頑張りますので、今後もよろしくお願いいたします。」

    ◎尾関周作 三原担当チーフコメント
    「ライダーの身体の調子を見ながらマシンセットを進めました。どうしてもかばって乗っている部分があるので、そこをカバーできるようにしたかったので、いつもより大きくセットを振りながらやっていたのですが、なかなかうまく行きませんでした。それでもライダーも頑張りましたし、自己ベストを更新できたので、決勝でのマシンの状態は、まとまった方だと思います。まだまだ課題は残っているのですが、最終戦に今季最高位で負われたことは、よかったと思います。」