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  • スズキ・アジアン・チャレンジ2017シーズン第4戦がスタート

    FIMアジアロードレース選手権 (ARRC)は、シリーズ唯一の日本戦である鈴鹿での第3戦を終え、2か月のブランクを経て、8月11日~13日インドネシアでのシリーズ第4戦を迎えることとなった。インドネシア戦の舞台はセントゥール・インターナショナル・サーキット。全長3964m、右コーナーが7つ、左コーナーが4つ、合計11コーナーを持つフラットなサーキットである。

    スズキのアジア若手ライダー育成プログラムである「スズキ・アジアン・チャレンジ(SAC)」は、2015年シーズンにスタートし、今シーズンで3年目となる。SACは、ライダー全員が同じマシンを使用し、イコールコンディションでレースを行なうスズキのライダー育成プログラム。同じプログラムの中でライダーがその技量を鍛え、さらなる成長を促すプログラムとなっている。ヘルメットと身体ひとつで参加できるというのもこのシリーズの特徴の一つである。各国、各地域の選考会などを経て選ばれた選手が1シーズンを通して、お互い切磋琢磨してライディング技術はもちろん

    SACでは、今シーズン、昨年まで使用していたスズキ・サトリアF150から、同じ150㏄ロードモデルであるGSX-R150へマシンを変更。GSX-R150はインドネシアで生産・販売されているモデルである。

    今回のインドネシア戦でも、このSACのゲストライダーとして、昨年のSACチャンピオンを獲得している#1 Jefri Tosema(ジェフリ・トセマ/インドネシア)が参加する。また、今回はもうひとり、ファストバイク(FastBikes)誌の編集者である#26 Bruce Wilson(ブルース・ウィルソン/イギリス)もこのSACに体験参戦となる。そのメカニックとして同行するのは、テイラー・マッケンジー。元WGPライダーであるニール・マッケンジーを父に持ち、今季はブリティッシュスーパーバイク選手権でBennetts SuzukiからSuzuki GSX-R1000を駆り、フル参戦をしている。

    SACは1イベントに2レースが開催されるが、レースウィーク初日となる11日、練習日の走行は、午前と午後、1回ずつの30分の練習走行セッションが行なわれた。翌12日は午前中に予選セッション、そして午後には、8周で争われるレース1が行なわれる。また、13日は10分間のウォームアップセッションに続いて、同じく8周で争われるレース2というスケジュールとなる。

    一回目の練習走行では、単独で走行を重ねたゲストライダーの#1 Jefri Tosema(ジェフリ・トセマ/インドネシア)が、2分00秒712でトップタイムを出した。練習走行で単独走行を続ける彼の独特のセッションの使い方は、昨年のSACを想起させるもので、昨年トセマはここででポールポジションを獲得しており、今年も優勝候補の最有力に名乗りを上げた。

    午後に行なわれた二回目の練習走行でも、トセマのトップが続くかと思われたが、このセッションでのトップは、トセマと同じくセントゥールがホームコースとなる#11 Ahmad Saugi Muchtar(アーマド サウギ・ムクタル/インドネシア)であった。午前のセッションでは2番手タイムであったが、そのタイムを1秒強削って唯一の2分切りとなる1分59秒672を叩き出した。そしてサウギに続いたのは、#17 Fujita Tetsuya(藤田哲弥/日本)の2分00秒252。そして3番手には、現在ポイントリーダーである#78 Punchana Kulrojchalalai(プンチャナ・クルロジチャラライ/タイ/2分00秒284)となり、トセマは4番手となる2分00秒458のタイムでこの日の走行を終えた。

    また、ゼネラルマネージャーの加賀山就臣は、このSACの走行の合間を使い、ジャカルタ郊外にあるインドネシア・コンベンション・エキシビションで8月10日から開催されているGAIKINDO Indonesia International Auto Show 2017(通称:インドネシアモーターショー)へ出席。参加したスズキのプレス発表会に集まったインドネシア内外のメディアに、GSX-R150SAC仕様をお披露目。さらにSACの概要を説明。出席したメディアからはさまざまな質問が投げかけられ、これらにひとつひとつ答え、最後にARRC観戦も呼び掛けた。

    八代俊二 | ライダーコーチ
    「今回は新しいメンバーが入り、ジェフリー、さらにブルースというゲストライダーもいて、にぎやかなレースになりますね。

    セントゥールは路面が荒れていることに注目が集まっているとおり、一部きれいになっているところもあるけれど、ギャップはあいかわらず、です。これをどうこなしていくのか、走行ラインを探す必要もあって、転倒をしないように慎重にレースウィークを過ごしてもらいたい、と思っています。

    明日は予選と決勝です。いいセットアップができて、昨年のコースレコードも更新できればいいですね」