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  • スズキ・アジアン・チャレンジ、第2戦レース1はエイプリル選手が開幕戦に続き連勝

    加賀山就臣がプロデュース・監修するスズキのライダー育成プログラム「スズキ・アジアン・チャレンジ(SAC)」の2017シーズン第2戦がタイのチャン・インターナショナル・サーキットでスタートした。

    スズキ・アジアン・チャレンジ(SAC)は、昨年まで使用していたサトリアF150から、同じ150㏄ロードモデルであるGSX-R150へマシンを変更。このマシンを使用したイコールコンディションでのワンメイクレースとなる。このプログラムは、世界に通用するライダーを輩出するべく組まれており、レースだけでなく、ライダーとしてのレクチャーの時間も用意されている。

    第2戦タイ・ラウンドの2回のレースのグリッドを決める予選セッションは午前10時40分から30分間で行なわれた。前日の練習走行から好調の地元タイ組がこのセッションでも速く、一昨年にこのSACに参加し、昨シーズンはTeam KAGAYAMA SUZUKI AsiaからARRCのSS600クラスに参戦を果たしていたPatis Chooprathet(パティス・チョープラテット/タイ)選手がトップタイムとなる2分14秒818。続く2番手には#78 Punchana Kulrojchalalai(プンチャナ・クルロジチャラライ/タイ)選手の2分14秒972となった。パティス選手は「1~5コーナーにスプロケットの丁番を合わせているので、自分はここが速いです。それが1周トータルで速く走れる秘訣です」とこのコースの攻略法を明かしている。

    そして、この日の午後、ARRCの各レースは決勝レース1を迎えることとなった。SACはこの日最後の決勝レースとなり、午後4時16分、7周で行なわれるSAC第2戦レース1がスタートした。ポールポジションのパティス選手、そしてプンチャナ選手が続いて1コーナーに流れ込んでいく。しかし練習走行から速かった2名が集団から抜け出すという展開にはならず、1周を終え最終コーナーに最初に戻ってきたのは#32 Prahbu Arunagiri(プラブ・アルナギリ/インド)選手であった。その後も目まぐるしく順位は入れ替わり続けた。最終ラップ最終コーナーまで10台が先頭集団を形成し、このトップ争いはチェッカーフラッグが振られるまで誰が勝つかわからない展開であった。

    その最終ラップ最終コーナーには、#16 April King H. Mascardo(エイプリル キング・マスカルド/フィリピン)選手、プラブ選手、そして#76 Chepy Armansyah Suryadi(チェピ アルマンシャ・スルヤディ/インドネシア)選手の順で進入したが、プラブ選手はこのコーナーをオーバーラン気味に立ち上がり、それに釣られたチェピ選手も立ち上がりのラインをふさがれ、レコードラインをきっちり取ったエイプリル選手がトップチェッカー。イン側をまわった#27 Ahmad Nur Alfath Sam(ヌル アルファッ サム・アーマド/インドネシア)選手、プンチャナ選手が2-3位に入ることとなった。

    自らの誕生日を翌々日に控えたエイプリル選手は、開幕戦レース2に続く2連勝を挙げることとなった。続くSAC第2戦レース2は、4月15日午前10時55分にスタートとなる。

     April King H. Mascardo(エイプリル キング・マスカルド) | #16

    「今日のレースも、できる限り前に離されないように、それだけを思ってレースに挑みました。レース前半は前の様子を見ながら走っていて、5番手あたりを走っていたレースの最後3周くらいからラストスパートを掛けました。勝てるとは思っていなかったのですが、うまく前に出ることができて優勝することができました。明後日は自分の誕生日ですが、明日も勝っていい誕生日を迎えたいと思います」

    加賀山就臣 | ゼネラルマネージャー

    「開幕直後の第2戦となりますが、無事に開催できることに、ご支援ご協力いただいている皆さまに感謝したいと思います。今回は、ゲストライダーとして、一昨年のスズキ・アジアン・チャレンジで優秀な成績を残してくれたタイのパティス選手にも加わってもらってレースをすることとしました。若いライダーたちにはいい刺激になったのではないかと思います。
    決勝レースは、ラップタイムも接近し、バトルも多くてとてもエキサイトなものでしたが、接触や転倒などもなく、ライダーのスキルも上がっている証拠だと思います。明日も同じようなレース展開となるでしょう。みんながそれぞれ戦略を考えて、全力で戦ってくれることを期待しています」

    八代俊二 | ライダーコーチ

    「レースはハイペースで超接戦となり、正直びっくりしています。転倒者もなく非常にクリーンでエキサイティングなレースでよかったと思います。開幕からフィリピン勢による3連勝という結果となっていますが、ほかの各選手がいかにフィリピン包囲網を敷くことができるか、に注目ですね。
    明日も天気は良さそうです。午前中のまだ路面温度が低い時間での決勝レースですので、今日よりは走りやすくなるだろうと思います。各選手がどのくらいタイムアップを果たせるのか、期待したいと思います」